喜怒哀楽
感情を持つ私達は、たった1日の中でも色んな感情を味わう場面がある。
有難い事だ。生きている証拠だ。
人間なんだから、嬉しくて、楽しいことも、腹が立ってどうしようもない時も、涙を流す時もある。
そう、私達は人間だ。
この地球で生きることを選択し、魂の学びをしているのだから、
「怒らない」「恨まない」「妬まない」
そんな神様になるのは、もう少し先でいいんじゃないかな。
ただ
その湧き出た感情を思いっきり味わい尽くして、
「なぜ私は怒っているのだろう?」
「どうして欲しかったんだろう?」
それは本当の私の心の中は
何を求めて “怒り“という表現を使ったのだろう?
と自分に問いただしてほしい。
上司が理不尽な事を言ってきた。
腹がたつ!
それは もっと理不尽な要求をしないでほしい
を突き詰めると、
私を認めてほしい、理解してほしい
かもしれない。自分の中の承認欲求に気づくかもしれない。
家族を省みない夫に腹がたつ!
それは、もっと家族を大切にしてほしいを突き詰めると、
私を愛してほしい
かもしれない。愛情を求めている事に気づくかもしれない。
どうか、「どうして欲しかった」のその先の自分の真の姿を捉えてほしい。
感情は、本来の自分を知る 最高のリアクションだ。
感情が人格ではない。奥底に潜む本当の自分を知るための最高のツールだ。
だから、泣いて笑って怒って楽しんで欲しい。
その中に光る自分の真の姿を見つけるために。
喜怒哀楽という言葉は、中国の漢の時代に、儒学者が「中庸」を説明する一文流す中で使われている言葉だ。
喜怒哀楽を発していない状態を中庸という
という一文だ。
セドナの3億年前から変わらない山々も木々も、きっと喜怒哀楽を思いっきりやり尽くし、中庸にいるのではないだろうか。。。
そんな静かな地球にバランスを取っていただきながら、思いっきり喜怒哀楽を体験しよう。
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